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施設で笑顔が広がる「ひな祭り」イベント:心温まるレクリエーション10選

3月3日の「桃の節句」が近づいてきました。介護施設においてひな祭りは、春の訪れを感じるだけでなく、季節の行事を通じて回想法的なアプローチ(昔を思い出すこと)や、指先の運動、他者との交流を促す貴重な機会となります。

2月も終盤。目前に迫ったイベントをさらに盛り上げるために、現場で取り入れやすい10のアイデアをご紹介します。

1. 手作り「吊るし雛」ワークショップ

大きな雛飾りを出すのが難しいスペースでも、折り紙やフェルトを使った「吊るし雛」なら壁面を華やかに彩ります。桃、うさぎ、巾着など、一つひとつのモチーフに意味があることを解説しながら制作すると、会話も弾みます。

2. 伝統を遊ぶ「貝合わせ」ゲーム

平安時代からの遊びである「貝合わせ」をアレンジします。ハマグリの殻(または厚紙)の内側に同じ絵柄を描き、神経衰弱のようにペアを探します。視覚的な楽しさと記憶力のトレーニングを兼ねた優雅なレクリエーションです。

3. 「お雛様」なりきりフォトブース

顔出しパネルや、簡易的な着物・冠を用意した撮影会です。本格的な仮装でなくても、扇や笏(しゃく)を持つだけで気分が盛り上がります。撮影した写真はカードにしてプレゼントすると、ご家族への素敵な報告にもなります。

4. 桃の節句の「回想お茶会」

甘酒(ノンアルコール)やひなあられを楽しみながら、「子供の頃、家ではどんなお雛様を飾っていましたか?」といったテーマで語り合います。昔を思い出すことは、脳の活性化に良い影響を与えるとされています。

5. ひし餅風「三色ゼリー」作り

赤(桃色)、白、緑のひし餅カラーを再現したデザート作りです。イチゴ、ミルク、抹茶などの層にすることで、見た目の美しさと食欲を両立できます。嚥下状態に合わせた硬さ調整もしやすいメニューです。

6. 「ひな祭りクイズ」大会

「お内裏様とお雛様、正しい並び方は?」「菱餅の色の意味は?」といった、節句にまつわるクイズを出題します。意外と知らない豆知識を共有することで、知的な刺激を得られる時間になります。

7. 歌で綴る「春の音楽会」

定番の『うれしいひなまつり』をはじめ、『どこかで春が』『春が来た』などの童謡を合唱します。楽器演奏やボランティアによる歌唱披露も、施設全体に一体感を生むきっかけとなります。

8. 「ひし餅積み」対決ゲーム

牛乳パックやスポンジをひし形に切り、三色のブロックを作ります。これを制限時間内にどれだけ高く積めるかを競います。集中力とバランス感覚を養う、シンプルながら盛り上がるゲームです。

9. 季節を味わう「彩りちらし寿司」

行事食の定番であるちらし寿司。レンコン(先が見通せる)、海老(長寿)などの縁起物の意味を紹介しながら提供することで、食事の時間がより豊かなものになります。

10. 春を呼ぶ「室内お花見」

桃の花や菜の花を施設内に飾り、少し早めのお花見を演出します。外に出るのが難しい方でも、花の香りと色に触れることで、五感を通じて季節の変化を実感していただけます。


行事の成功には、スタッフが一緒に楽しむ姿勢が欠かせません。入居者の皆様の体調や好みに合わせ、無理のない範囲で春の訪れを祝うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

(広報担当)

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