5月16日は「抗疲労の日」―疲れを溜め込まない生活のヒントと、高齢者の疲労ケア

皆さんは「抗疲労の日」という記念日をご存知でしょうか?
5月16日は、神奈川県厚木市の株式会社ベネクスが制定した記念日で、疲労回復専用ウェア「リカバリーウェア」を開発した日(2009年5月16日)にちなんでいます。
また、「抗(5)疲労(16)」という語呂合わせからも来ており、現代人が抱える「疲労」に対する理解と対策を考える日として、日本記念日協会に登録されています。
私たちマーガレット株式会社は、介護施設のご紹介を通じて、高齢者やそのご家族と日々向き合っています。今回は「疲労とは何か?」を少しだけ掘り下げつつ、体に疲れを溜め込まない工夫、そして高齢者の疲労ケアについてお伝えしたいと思います。
そもそも「疲労」って何?
疲労とは、身体的・精神的な活動により、心身の働きが一時的に低下した状態です。
脳科学の分野では、疲労は「これ以上無理をしないように」という身体からのブレーキ信号だと考えられています。
たとえば、長時間の作業で頭がぼーっとしたり、理由もなくイライラしたりするのは、脳や神経が疲れているサインなのです。
雑学:疲労回復に役立つ意外な習慣
最近の研究では、疲労を和らげるちょっとした習慣がいくつか注目されています。
- 「昼寝は15分」がゴールデンタイム
20分以上寝てしまうと逆にだるくなりますが、15分ほどの仮眠は脳の疲労を和らげてくれます。 - “笑い”にはホルモン効果がある
笑うことで副交感神経が働き、ストレスホルモン(コルチゾール)が減少。お気に入りの漫才やコメディ番組を見るのも効果的です。 - 疲労回復には「鶏むね肉」もおすすめ
鶏むね肉に含まれる「イミダペプチド」は、疲労回復効果がある成分として注目されています。とくに高齢者の筋力維持にもプラスです。
高齢者にとっての「疲れ」とどう向き合うか
高齢になると、体力だけでなく、疲労を感じる感覚も鈍くなる傾向があります。
そのため、「疲れているのに気づかない」「疲れていても休まない」ということがよくあります。
介護施設では、スタッフが日々の小さな変化を敏感に察知することが大切です。たとえば、
- 以前より口数が少なくなった
- 食事の量が減った
- 表情に元気がない
- デイサービスのあと、深く眠ってしまう
こうしたサインは「疲労の蓄積」の表れかもしれません。
「疲れない」より「疲れを残さない」生活へ
「疲れないようにする」ことばかりに気を使うよりも、もっと大切なのは「疲れを翌日に残さないこと」です。
高齢者にとっては、無理をしない生活ペースと、こまめな水分補給、そして心が和らぐ時間を持つことが、最良の“抗疲労策”です。
マーガレット株式会社では、リハビリやレクリエーションが充実している施設、スタッフの観察力と気配りが行き届いた施設など、日々の生活で“疲れにくい環境”を重視して施設のご紹介を行っています。
5月16日「抗疲労の日」をきっかけに、ぜひご家族の疲れや、自身のケアについて考えてみてください。
元気で穏やかな毎日を送るために、まずは「疲れを見逃さない」ことから始めましょう。
(広報担当)
