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5月9日は「呼吸の日」――大切な “息” を守るためにできること

5月9日は「こ(5)きゅう(9)」の語呂合わせから生まれた 「呼吸の日」 です。肺や気道の健康に目を向けるための記念日であり、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や誤嚥性肺炎といった高齢者に多い呼吸トラブルへの関心を高める狙いがあります。
日本では65歳以上の約10%がCOPD予備軍とされ、誤嚥性肺炎は肺炎死亡者の7割を占めるなど、決して他人事ではありません。特に高齢期は咳の力や嚥下機能が弱まるため、食べこぼしや痰の停滞が命取りになることも。だからこそ、呼吸リハビリ や 口腔ケア の習慣が欠かせません。

COPD・誤嚥性肺炎とは?

  • COPD
    長年の喫煙や大気汚染で肺が硬くなり、階段を数段上がるだけでも息切れを感じるようになる進行性の病気です。
  • 誤嚥性肺炎
    食べ物や唾液が気道に入り、肺で細菌が増殖して発症します。軽い「むせ」が頻発する人は要注意です。

予防のキーワードは「呼吸筋」「嚥下」「清潔」

  1. 呼吸筋トレーニング
    風船膨らまし体操や深呼吸ストレッチを毎日3分行い、横隔膜を鍛えて痰を出しやすくします。
  2. 嚥下リハビリ
    「パタカラ体操」で口周りを鍛え、唾液腺マッサージで潤いを保つと誤嚥リスクが低減します。
  3. 口腔ケアと環境整備
    スポンジブラシや保湿ジェルで口内を清潔・湿潤に保ち、加湿器で室内湿度を50%前後に保ちましょう。

ホーム選びのポイント

  • 24時間看護体制 — 夜間の急変に即応できるか
  • 医療連携 — 呼吸器内科・歯科との定期診察があるか
  • リハビリ設備 — 吸引機や嚥下訓練器具が備わっているか

今日からできるセルフケア

  • 1日1回の深呼吸タイム — 5秒吸って5秒吐きを数セット
  • こまめな水分補給 — 喉を潤し痰を柔らかく保つ
  • 枕の高さ調整 — 気道を確保し就寝時の誤嚥を予防

呼吸の日をきっかけに、ご家族で呼吸ケアや住環境について話し合ってみてはいかがでしょうか。高齢期の “息” を守る、確かな第一歩になるはずです。
(広報担当)

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